脊柱管狭窄症でやってはいけないことは、
良いと聞いたものを足すことです
|世田谷区成城・
成城学園前駅の整体院

反らさない、長く立たない、重い物を持たない。脊柱管狭窄症でやってはいけないことを調べた方が、次に足しはじめるのが体操や器具です。学会のガイドラインが何をどこまで認めているかを、世田谷区・成城の整体院がまとめました。
こんにちは。世田谷区・成城で整体院を営む、Primary Body Care 成城です。
今回は、脊柱管狭窄症でやってはいけないことについて解説します。
脊柱管狭窄症でやってはいけないことを調べて、反らさない、長く立たない、重い物を持たない、は覚えました。あわせて良さそうな体操や器具もいくつか始めたのですが、足し方に決まりはあるのでしょうか。
避ける動作は、翌日の脚がすぐ教えてくれます。むずかしいのは足したほうです。学会のガイドラインでも、運動・コルセット・牽引・手技で推奨の強さが分かれています。
効くと書いてあるものが、同じ強さの根拠を持っているわけではないのですね。
脊柱管狭窄症でやってはいけないことは、良いと聞いたものを足すことです
反らさない、長く立たない、重い物を持たない。
脊柱管狭窄症でやってはいけないこととして、どの記事にも並んでいます。
気づきにくいのは、良かれと思って足したほうです。
学会のガイドラインは、運動療法を提案したうえで、こう書いています。
「最適な運動療法の種類は明らかになっていない.」(日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021』)
運動療法でも、症状が悪化した報告が10%に生じたとする研究が紹介されています(同ガイドライン)。
ほかの論文ではほとんど報告がなく、指導の有無や運動の種類、負荷で違う可能性がある、とも書かれています。
2種類の分け方は当院の見方です。避ける動作の中身は、担当のお医者さんから受けた説明が優先されます。
狭窄症に効く体操として広まっているものに、唯一の正解はまだありません。
「狭窄症に効く」と言われるものは、学会の中で扱いが分かれています
ガイドラインは、コルセットや物理療法を運動療法とは別の項目で評価しています。
「コルセットは疼痛の軽減と歩行距離の延長に有用な可能性がある.」(同ガイドライン)
「一方で,杖,超音波,温熱療法の有用性は示されていない.」(同ガイドライン)
「牽引に関しては研究報告がない.」(同ガイドライン)
手技にも、ガイドラインは一項目を立てています。
「脊椎マニピュレーションを推奨する十分なエビデンスはない.」(同ガイドライン)
同じ項目の解説では、手技で可動域や姿勢、脊柱管の狭さが変わったという報告はなく、仮説の域を出ない、とされています(同ガイドライン)。
当院の見方では、手技を仕事にしている側こそ先に出す一文です。
当院も、狭くなった脊柱管が広がるとは約束しません。
出典: 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021』Clinical Question 2・3・5。区分と合意率は学会の推奨文どおりです。ガイドラインでいう専門家は、理学療法士など医療職を指します。牽引は研究報告がないため、評価の対象に入っていません。
では、何もしないほうがいいのでしょうか。
学会は運動療法を提案しています。決めるのは、足した一つひとつを翌日の脚で見ることです。
続けるかやめるかは、翌日に歩ける距離で決まります
正解が決まっていない以上、合うかどうかは自分の脚で測ることになります。
当院の見方では、物差しは痛みの強さではなく、脚のしびれが出るまでに歩けた距離です。
痛みは、天気や寝不足でも動きます。
見るのは、やった直後ではなく翌日です。
施術やマッサージの直後は、たいてい軽くなります。
続けるかやめるかは、翌日に歩ける距離で確かめられます。
歩ける距離の延ばし方は、脊柱管狭窄症の症例ページにまとめています。
3つの順番は当院の見方です。歩く道と時間帯をそろえないと、距離の比べようがありません。
脊柱管狭窄症でやってはいけないことに、喫煙が入っています
ガイドラインは、自然経過の章で喫煙の研究を紹介しています。
スウェーデンで33万人を超える人を30.7か月追った研究で、「非喫煙者と比較して,すべての喫煙カテゴリで手術率に関連していた.」と書かれています(同ガイドライン)。
当院は、禁煙をお願いする立場ではありません。
ただ、日々の動作を気にする労力に比べて、数字が出ている項目です。
脚の力が入らない、排尿や排便に困りごとが出た。
整体より先に整形外科にかかる場面です。
急ぐサインの一覧も、脊柱管狭窄症の症例ページに置いています。
脊柱管狭窄症でやってはいけないことは、動作の一覧を覚えて終わりにはなりません。
足した一つひとつを、翌日の脚で選び直すところまでが続きです。
世田谷区・成城で、脊柱管狭窄症のやってはいけないことに迷う方へ
Primary Body Care 成城は、グループ代表・吉川 一彰(国家資格・理学療法士/臨床20年・8万件)が確立したメソッドを受け継ぐ整体院です。
院長の池澤 俊介が、20分のカウンセリングで、リハビリの運動と今している体操をひとつずつ聞き取ります。
成城学園前駅から徒歩1分。

良いと聞いたものを足していくうちに、何が合っているのか分からなくなる方が多くいらっしゃいます。当院も、狭くなった脊柱管を広げる約束はできません。今している一つひとつを、翌日の歩ける距離で一緒に選び直していくことはできます。
- 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021(改訂第2版)』(南江堂、2021年)Background Question 2「腰部脊柱管狭窄症の自然経過はどのようなものか」・Clinical Question 2「運動療法は有用か」・Clinical Question 3「装具療法,物理療法は有用か」・Clinical Question 5「脊椎マニピュレーションは有用か」PDF(Minds ガイドラインライブラリ)
気になることに、お答えします
Q整形外科でもらった運動のほかに、ネットで見た体操を足してもいいですか?
順番があります。整形外科やリハビリで渡された運動だけで2週間過ごし、様子を確かめるのが先です。体操を足すのは、あとからで間に合います。担当の理学療法士や医師に「今の運動に足してよいか」と聞いておくと、合わなかったときに止める判断も早くなります。
Qコルセットは、つけっぱなしでいいですか?
当院では、長く歩く日や立ち仕事が続く日に絞ってお使いいただくようお願いしています。家で座っている時間まで着けたままだと、腰まわりの筋肉を使う機会が減ります。着ける時間と外す時間を決めておくと、歩く日にどれだけ助かっているかも分かりやすくなります。処方で出されたコルセットの使い方は、出したお医者さんの指示が先です。
Q整形外科に通院中で薬も飲んでいますが、整体を受けても大丈夫ですか?
受けられます。初回にお薬手帳を見せていただき、次の受診日をお聞きします。痛み止めが効いている時間帯は脚が動きやすいため、施術の前に飲んだかどうかも確認しています。受診で方針が変わったときは、当院の受け持つ範囲もあわせて変えます。

