SYMPTOM / 症状別

巻き肩・猫背巻き肩を、肩ではなく
胸と背中から見直します
世田谷区成城・成城学園前駅の整体院

巻き肩・猫背の施術 Primary Body Care 成城

写真を見ると肩が前に入って、猫背に見える。肩こりが抜けず、呼吸が浅い。動画のストレッチも矯正ベルトも試したけれど、翌日には戻ってしまう。整体で「矯正」してもらえば戻るのか。そんな方へ、成城学園前の整体院がお伝えします。

こんにちは。世田谷区・成城で整体院を営む、Primary Body Care 成城です。
今回は、肩が前に入って猫背に見え、引いても戻らない「巻き肩」で止まっている方に向けてお伝えします。

相談者

写真を見ると肩が前に入って、猫背に見えます。動画のストレッチや矯正ベルトも試しましたが、翌日には戻ってしまって。整体で矯正してもらえば、戻りますか。

当院

当院は「矯正」という言葉を使いません。巻き肩は病名ではなく、肩が前に入った状態の呼び名で、骨の形の話ではないからです。肩を後ろに引いて数秒で戻るなら、原因は肩ではなく、胸と背中にあります。胸と背中から見直します。

相談者

肩を引くのをやめていいんですね。胸と背中、ですか。

こんなことは、ありませんか
  • 写真を見ると、肩が前に入って猫背に見える
  • 肩を後ろに引いても、すぐ戻る
  • 肩こり・首こりが、もんでも抜けない
  • 呼吸が浅い。ため息が多い
  • デスクワークやスマホで、腕を前で使う時間が長い
  • 「巻き肩矯正」「一瞬で治す」を試したが、戻る
  • 骨盤や骨格の話をされて、怖くなった

2つ目に当てはまる方へ。肩を引いても戻る理由から、順番にお伝えします。

「巻き肩」は病名ではなく、
肩が前に入った状態の名前です

日本整形外科学会の「症状・病気をしらべる」には、肩の病気の一覧があります。
肩こり、五十肩、肩腱板断裂、胸郭出口症候群など。

巻き肩という項目も、猫背という項目も、ありません。
巻き肩は病気の名前ではなく、肩が前に入った状態に付いた呼び名です。

では、巻き肩は放っておいてよいのか。
学会は「肩こり」の項目で、原因を次のように挙げています。

「首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などが原因になります。」(日本整形外科学会「症状・病気をしらべる:肩こり」)。

猫背・前かがみ、長時間同じ姿勢、ショルダーバッグ。
巻き肩は、学会が肩こりの原因に挙げる姿勢に、名前が付いたものです。

肩が前に入っていく、道すじ
1腕を前で使うパソコン・スマホ・運転・料理。腕が身体の前にある時間が長く、呼吸も浅くなる
2胸が縮み、肩甲骨が外へ開く胸の前側が縮んで肩甲骨を外へ引く。肩が前に入る=巻き肩の見た目
3首が前に出て、肩こり・頭痛肩が前に入ると頭を支える位置がずれ、首と肩の筋肉が働き続ける。学会が肩こりの原因に挙げる姿勢

1〜3は当院の施術の考え方です。学会の記述は、3の「猫背・前かがみ」「長時間同じ姿勢」が肩こりの原因になる、という部分です。

巻き肩は病気ではなく、肩が前に入った状態の呼び名です。見直す相手は骨ではなく、胸と背中の使い方です。

肩を後ろに引いても、
巻き肩は戻りません

肩を後ろに引くと、数秒は胸が開いて見えます。
けれど手を離せば戻る。

肩は、胸と背中の結果として前に入っているからです。

厚生労働省は、パソコンなどを使う仕事の姿勢について、ガイドラインを出しています。

「情報機器作業は、自然で無理のない姿勢で行うことが重要であるため、極端な前傾姿勢やねじれ姿勢を長時間継続させないよう、機器の位置を調整させる必要がある。」(厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」)。

座り方の基本は、こう書かれています。
「椅子に深く腰をかけて背もたれに背を十分にあて、履き物の足裏全体が床に接した姿勢を基本とすること。」(同ガイドライン)。

腕については「上腕と前腕の角度は90 度以上で、キーボードに自然に手が届くようにする、とされている。」と書き、腕や手首を乗せる支持台がないと肩のこりや痛みは増加する、という調査研究も引いています(同ガイドライン)。

座りっぱなしではなく、時折立って作業することが望ましい、ともあります(同ガイドライン)。

肩を引け、胸を張れ、とは書かれていません。
腰を深く、背中を背もたれに、足裏を床に、腕は机に預ける。

当院の見方では、肩が前に入らない条件は、肩の外側にあります。

肩が前に入る、毎日の場面
腕を前で支えるパソコン・スマホ・運転腕や手首の支えがないと肩のこりが増える、と厚労省が調査研究を引く場面。肘が浮いたまま腕を前に出し続ける
浅い呼吸で、胸が縮む緊張・ため息・マスク当院の見方です。息を吸うたびに肋骨が広がらないと、胸の前側が縮んだまま固まり、肩甲骨を外へ引く
片側の鞄・横向き寝ショルダーバッグ・抱き枕学会は肩こりの原因にショルダーバッグを挙げる。横向きで下になった肩が前に入ったまま朝を迎えるのは、当院の見方

1の出典: 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」。3の鞄は日本整形外科学会「肩こり」。呼吸と寝方は学会の記述ではなく、当院の施術の考え方です。

厚労省が書く姿勢の基本は、肩を引くことではなく、腰・背中・足裏と、腕の置き場所です。

成城学園前の整体院として、
巻き肩を胸と背中から見直します

成城学園前駅から徒歩1分の Primary Body Care 成城は、巻き肩を「矯正」する場所ではありません。
骨の形を変える施術はせず、首や背中を鳴らすこともしません。

はじめの20分は、カウンセリングです。
気になる場面、肩こりや頭痛の有無、腕や手のしびれ、仕事中の姿勢、鞄の持ち方、寝るときの向きをお聞きします。

カウンセリングのあと、息を吸ったときに肋骨がどれだけ広がるか、背中(胸椎)がどれだけ伸びるか、肩甲骨の位置と動き、肩の回り方を確かめます。
肩を引く力ではなく、胸と背中がどれだけ動けるかを見るためです。

施術は、胸の前側、背中、肩甲骨のまわりを、痛みの出ない範囲でゆるめていきます。
肩を無理に後ろへ引くことはしません。

ご自宅でできる、深く腰をかける座り方、腕を机に預ける置き場所、胸を開く呼吸、1時間に1回立つ区切りも、あわせてお渡しします。

グループ代表・吉川 一彰(国家資格・理学療法士/臨床20年・8万件)が確立したメソッドを受け継ぎ、院長の池澤 俊介が担当します。

Primary Body Care 成城 院長 池澤 俊介

「肩を後ろに引きなさい」と言われ続けて、引くたびに首が疲れる、という方が多いと感じます。肩は引くものではなく、胸が開けば戻る場所に落ち着くものです。骨を変えることは、当院にはできません。ただ、縮んだ胸と動かない背中を、動ける状態に戻していくことはできます。いちばん長く過ごす姿勢を教えてください。

Primary Body Care 成城 院長・池澤 俊介

巻き肩で、先に整形外科へ
行くべきサインがあります

巻き肩と紛れやすい病気に、胸郭出口症候群があります。

学会は症状を「つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みが生じます。」と書いています(日本整形外科学会「症状・病気をしらべる:胸郭出口症候群」)。

「なで肩の女性や、重いものを持ち運ぶ労働者で、前述の症状があれば、胸郭出口症候群の可能性があります。」(同「胸郭出口症候群」)。

片方の腕や手のしびれ、腕が上がらない、夜の痛みで眠れない、という場合も、巻き肩の話ではなく、整形外科で確かめる話です。

いま、どこに行くべきか
先に整形外科へしびれ・上がらない・夜の痛み腕を挙げるとしびれる、手の細かい動作がしにくい(学会が胸郭出口症候群の症状として挙げるもの)。片方の腕から手にしびれ、腕が上がらない、夜の痛みで眠れない(当院が整形外科を勧める目安)
まず整形外科へ痛みが長引く・けがのあと肩甲骨まわりの痛みが1か月以上続く。転んだ・ぶつけたあとから肩が前に入った。原因を確かめる
当院で見た目の巻き肩・肩こり・浅い呼吸しびれや強い痛みはなく、肩が前に入って猫背に見える、肩こりが抜けない、呼吸が浅い。胸と背中の使い方を見直す段階

1のしびれと細かい動作の出典: 日本整形外科学会「胸郭出口症候群」。腕が上がらない・夜の痛み・2・3は当院の目安です。迷うときは、先に整形外科へ。

急ぐサインがなければ、巻き肩は引き続ける相手ではなく、胸と背中から戻していく相手です。
いちばん長く過ごす姿勢と、腕の置き場所を持って、成城学園前駅から徒歩1分、身体側のことは遠慮なくご相談ください。

参考にした資料
  • 公益社団法人 日本整形外科学会「症状・病気をしらべる:肩こり」ページ/同「胸郭出口症候群」ページ/同「肩の症状一覧」ページ
  • 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年7月12日 基発0712第3号)PDF
FAQ / よくあるご質問

巻き肩・猫背について、
よく聞かれること

Q巻き肩の矯正は、できますか?

A

施術のあとに鏡で肩の位置が変わって見えることはありますが、使い方が同じなら数日で元の位置に戻ります。ですから初回に、いちばん長く過ごす姿勢と、腕の置き場所を一緒に決めます。2回目からは、前回から何日で戻ったか、どの場面で戻ったかをお聞きして、施術と自宅の動きを組み替えます。見た目の変化を約束するのではなく、戻る速さが遅くなっていくのを一緒に確かめていく、という進め方です。回数券はお勧めしません。

Q猫背矯正ベルトやサポーターは、使ったほうがいいですか?

A

着けている間だけ肩が後ろに引かれ、外すと戻る、というのが多くの方の実感だと思います。胸が縮んだまま肩だけを後ろに引かれるので、首や肩甲骨のあいだが逆に疲れる方もいます。使うなら、長時間ではなく、座り方を思い出すための短い時間に限るのをお勧めしています。着けて腕がしびれる、痛みが出るときは、使用をやめる目安です。当院では、ベルトで引くより先に、深く腰をかけて背もたれに背をあてる座り方と、腕を机に預ける置き場所をお渡しします。

Q肩甲骨はがしは、やってもらえますか?

A

「はがす」と呼ばれるような、肩甲骨の内側に強く指を入れる施術は、当院では行いません。痛みが出る強さの施術は、身体が守ろうとしてかえって固まるためです。肩甲骨が背中に張りついたように動かないのは、胸の前側が縮んで肩甲骨を外へ引いているからで、胸と背中を整えると、肩甲骨は押さなくても動きやすくなります。肩甲骨のまわりに強い痛みがある、腕を挙げるとしびれる、という場合は、施術より先に整形外科で原因を確かめる場面です。