めまい「異常なし」のあとの、ふわふわに。

耳鼻科で検査を受けて「異常なし」。安心した半面、頭のふわふわやふらつきは続いている。薬を飲んでも変わらず、次にどこへ行けばいいのか分からない。そんな方へ、成城学園前の整体院がお伝えします。
こんにちは。世田谷区・成城で整体院を営む、Primary Body Care 成城です。
今回は、耳鼻科で「異常なし」と言われたあとも、ふわふわしためまいが続いている方に向けてお伝えします。
耳鼻科で検査を受けて、異常なしと言われました。でも、頭がふわふわするのは続いていて。薬も飲んだのに。これ、どこに行けばいいんでしょうか。
めまいの原因を、整体で診断することはできません。ただ、耳鼻科で重い病気が否定されたあとも続くふわふわには、首や肩のこわばり、姿勢、呼吸が重なっていることが少なくありません。
首や肩、ですか。異常なしのあとにも、確かめられることがあるんですね。
- 朝、目を開けた瞬間から頭がふわふわしていて、起き上がるのに時間がかかる
- スーパーの陳列棚を見ながら歩いていると、足元がふらつくような感じがする
- パソコンやスマホの画面を見続けると、気持ち悪さが強くなる
- 電車で立っていると後ろに引っ張られるような感覚があり、つり革を離せない
- 人混みや広い場所で視線が定まらず、早く帰りたくなる
- 首や肩がガチガチで、こりがひどい日はふわふわも強い
- 「元気そうなのに」と言われて、周りに分かってもらえない
3つ以上当てはまり、耳鼻科で「異常なし」と言われているなら、身体側を確かめる価値があります。
「異常なし」のめまいは、気のせいではありません
「検査では特に異常はありません」。
耳鼻科でそう言われて、安心した半面、途方に暮れた方は少なくありません。
「自律神経の乱れかもしれません」と言われて、それ以上の説明がなかった方もいるでしょう。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、めまいをおおまかに3つに分けています。
「めまいの60%以上は、耳の中に原因があり、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の領域になります」(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「めまいの原因・治療法」)。
脳の病気によるものは「10%程度」。
そして残りの「30%程度」が、「その他のもの」です。
学会は残り30%の「その他」を、「ふわふわする浮動性のめまい、慢性的なめまいが3か月以上続く」ものと説明しています(同資料)。
出典: 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「めまいの原因・治療法 そして、めまい治療に関する誤解」(参照: 関根和教 他. 日耳鼻 108:842-849, 2005)
「異常なし」は、気のせいという意味ではありません。
耳鼻科の検査は、内耳と脳を確かめるためのものです。
そこで異常が見つからなかった。
つまり、60%と10%には入らなかった、ということです。
当院に来られる方の多くは、残りの30%にあたる方です。
お身体を確かめると、首や肩のこわばり、浅い呼吸、目の使い方の偏りが重なっていることが少なくありません。
検査の対象にならない部分だからこそ、「異常なし」のまま、ふわふわだけが残ります。
ぐるぐる・ふわふわ・ふらつく。めまいは、見分けるところからです
めまいと一口に言っても、感じ方は人によって違います。
天井がぐるぐる回る。頭がふわふわ浮く。歩くと足元がふらつく。
学会の資料は、最も多いめまいを次のように説明しています。
「じっとしている時は起こらず、特定の頭の位置や頭を動かすこと(寝返り、起床時、上を向いた時など)により誘発される回転性のめまいです。めまいは数秒から数十秒でおさまり、メニエール病のように難聴や耳鳴といった聴覚のトラブルは伴いませんが、何度も繰り返し起こることが特徴です」(同資料・良性発作性頭位めまい症)。
寝返りで数十秒、ぐるぐる回る。これは内耳の「耳石」によるもので、耳鼻科の領域です。
学会は「診断さえつけば治しやすい病気なので、このような症状の方は放置せず、早めに耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診してください」と述べています(同資料)。
一方、一日中ふわふわが続き、歩くとふらつき、首や肩のこりがひどい日に強くなる。
こちらは、感じ方が違います。
因果関係を断定するものではありません。当院で身体を確かめたときに、重なって見つかることが多い流れです。
ひとつ、大切なことがあります。
学会の資料には「めまいがいつまでも治らずに続くことがあります。このような場合は脳疾患の可能性も考慮し、脳神経内科や脳神経外科での検査が必要になります」とあります(同資料)。
まず耳鼻科の診断が前提です。
当院は、耳鼻科(必要に応じて脳神経内科)で重い病気が否定されたうえで、それでも続くふわふわの、身体側のケアを受け持ちます。
成城学園前の整体院として、首・肩・呼吸・姿勢から見直します
成城学園前駅から徒歩1分の Primary Body Care 成城は、めまいを診断する場所ではありません。
耳鼻科で異常なしと言われた方の、身体側を確かめることを受け持ちます。
はじめの20分は、カウンセリングです。
いつから続いているか、どんな場面で強くなるか、耳鼻科で何と言われたか、睡眠と首肩の状態をお聞きします。
カウンセリングのあと、首と後頭部のこわばり、肩のすくみ、呼吸の深さ、目を動かしたときの首の反応を確かめます。
首がかたいと、頭の位置を細かく調整する役目を、筋肉が果たせなくなります。
呼吸が浅いと、肩はすくみ、首はさらに張ります。
施術は、強い刺激を使いません。
めまいのある方の首を、勢いよく回したり、鳴らしたりすることはしません。
呼吸が深くなる範囲で、首・肩・背中をゆっくりゆるめていきます。
ご自宅でできる、首を固めない座り方と呼吸の動きも、あわせてお渡しします。
グループ代表・吉川 一彰(国家資格・理学療法士/臨床20年・8万件)が確立したメソッドを受け継ぎ、院長の池澤 俊介が担当します。

「異常なし」と言われたあとの方ほど、ご自分を責めています。気のせいではありません。めまいを治す約束はできませんが、首や肩、呼吸のどこに無理があるかを一緒に確かめるところから、始めていきましょう。
「様子を見ましょう」の期間に、身体側からできることがあります
ただし、身体側のケアの前に、確かめていただきたいことがあります。
学会の資料は次のように述べています。
「めまいの他に激しい頭痛・意識障害・ろれつが回らない、体や知覚のまひを伴う場合には、脳梗塞などの疑いがあり救急搬送が必要です」(同資料)。
出典: 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会(上記資料)。どこに当てはまるか迷うときは、先に耳鼻科へ。
「異常なし」のあと、「様子を見ましょう」と言われた期間こそ、身体側からできることがある時期です。
成城学園前駅から徒歩1分、ふわふわが気になり始めた段階でも、遠慮なくご相談ください。
めまいについて、よく聞かれること
Q耳鼻科に通院中で薬も飲んでいますが、整体を受けても大丈夫ですか?
はい、受けられます。耳鼻科の通院や薬を続けながら、身体側のケアを併用する方が多いです。薬をやめる・減らすといった判断は医師が行うもので、当院からお伝えすることはありません。初回のカウンセリングで、診断名、検査の結果、飲んでいる薬をお聞きしてから始めますので、お薬手帳があればお持ちください。耳鼻科で「様子を見ましょう」と言われた期間の、身体側の相談先としてご利用ください。
Qめまいの時に、してはいけないことはありますか?
「頭を動かさないほうがいい」と思っている方が多いのですが、学会は良性発作性頭位めまい症について「頭を動かしてはいけない」というのは「誤解です」と明記し、「頭をわざとめまいのする方向へ動かしてめまいを起こした方が治りやすいことが知られています」と説明しています(日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)。ただし、これは耳鼻科で診断と指導を受けたうえでの話です。自己判断で動かす前に、まず受診してください。また、めまいが出ている最中の車の運転や、首を勢いよく回すマッサージは避けてください。
Q「首からくるめまい」と聞きました。当院で診てもらえますか?
「首からくるめまい」は検索でもよく見かける言葉ですが、当院が「首からくる」と診断することはありません。診断は医師が行うものです。ただ、耳鼻科で異常なしと言われた方のお身体を確かめると、首や後頭部のこわばりと、ふわふわが同時にある方は少なくありません。首や後頭部のこわばりとふわふわが同時にある場合、当院は「首からくる」と決めつけるのではなく、首・肩・呼吸のどこに無理があるかを確かめ、ゆるめていきます。耳鼻科の診断とあわせてご利用ください。

