SYMPTOM / 症状別

椎間板ヘルニア様子見の3か月を、
身体の使い方から支えます
世田谷区成城・成城学園前駅の整体院

椎間板ヘルニアの施術 Primary Body Care 成城

整形外科でMRIを撮り、「腰椎椎間板ヘルニアですね。まずは薬で様子を見ましょう」。飛び出したものは戻らないのだから、いずれ手術しかないのでは。様子見の期間を、不安だけで過ごしている方へ、成城学園前の整体院がお伝えします。

こんにちは。世田谷区・成城で整体院を営む、Primary Body Care 成城です。
今回は、MRIで「腰椎椎間板ヘルニア」と言われ、様子見の期間を不安だけで過ごしている方に向けてお伝えします。

相談者

MRIで椎間板ヘルニアと言われました。薬で3か月様子を見て、だめなら手術も、と。飛び出した軟骨は戻らないんですよね。だったら、いずれ手術しかないんじゃないかと。

当院

学会のガイドラインは、保存的治療が原則で、手術は一定期間行っても改善しない場合、と書いています。しかも症状のあるヘルニアは、60%以上で画像上小さくなることが認められています。「様子を見る」は、何もしない時間ではありません。

相談者

小さくなることがあるんですね。3か月のあいだに、身体側でできることがあるということですか。

こんなことは、ありませんか
  • 腰からお尻、太ももの裏やふくらはぎまで、片側に痛みやしびれが広がる
  • 前かがみになる、椅子に座り続ける、重いものを持つと痛みが強くなる
  • 朝、洗面台で顔を洗う姿勢がいちばんつらい
  • 痛みで身体が横に傾いている、と人から言われた
  • 「MRIでヘルニアが出ています」と言われ、薬と湿布で様子見中
  • 「3か月で改善しなければ手術も」と言われ、日を数えている
  • 整体に行っていいのか、ヘルニアが悪化しないか、分からない

最後の3つに当てはまる方へ、学会の資料の言葉で順番にお伝えします。

「ヘルニア」と言われても、
手術が最初の選択肢ではありません

日本整形外科学会と日本脊椎脊髄病学会が監修した診療ガイドラインは、治療の考え方を次のように要約しています。

「保存的治療が原則であるが,手術的治療が望ましい病態も存在するため,個々に合わせた適切な治療選択が重要である.」(日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021』)。

手術の位置づけも、はっきり書かれています。
「腰椎椎間板ヘルニアに対する手術的治療は保存的治療を一定期間行っても改善しない場合に適応となる.」(同ガイドライン)。

では、飛び出した椎間板は戻らないのか。
同じガイドラインは、症状のある腰椎椎間板ヘルニアの自然経過を、次のように要約しています。

「症候性の腰椎椎間板ヘルニアは60%以上の例で画像上の退縮が認められる.」
「吸収が起こる時期は不明であるが,3ヵ月以内に吸収される例が少なくない.」(同ガイドライン)。

椎間板は、外側の線維輪と内側の髄核でできていて、背骨と背骨をつなぐクッションです。
髄核の一部が外に出て神経を圧迫すると、腰やお尻の痛み、脚のしびれが出ます。

「様子を見ましょう」の期間には、学会が目安とする根拠があります。

腰椎椎間板ヘルニアの、道すじ
1髄核が飛び出す神経を圧迫し、腰・お尻の痛みや脚のしびれが出る
2保存的治療薬・注射・安静など。ガイドラインは3か月間を目安に「まずは保存的治療が基本となる」としている
3多くは小さくなる症状のあるヘルニアは60%以上で画像上の退縮。当院が受け持つのは、2と3の期間の身体の使い方
4改善しなければ手術を検討脚の脱力・排尿障害があるときは、早い段階で手術が望ましいことがある

出典: 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021』。4は「時間が勝負」の場合があります(最後の見出しで説明します)。

もう1つ、知っておいてほしいことがあります。
画像に写ったヘルニアの大きさと、いまの痛みの強さは、必ずしも一致しません。

学会の資料は「MRI画像で椎間板が膨らみだしていても、症状がなければ多くの場合問題はありません」と書いています(日本整形外科学会「整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア」)。

ガイドラインも、腰椎椎間板ヘルニアの診断には、問診と身体所見に画像診断を加えた総合的な判断が求められる、としています(同ガイドライン)。

「様子を見る」は、何もしない時間ではなく、学会が目安とする保存的治療の期間です。

整体で、ヘルニアを「戻す」ことは
できません

整体院のページで書くには、耳の痛い一文があります。
耳が痛くても、ガイドラインの言葉を原文のままお伝えします。

「現在行われている民間療法や医業類似行為には有効性を示すエビデンスレベルの高い論文はほとんど見当たらない」(同ガイドライン)。

整体は、医業類似行為(医療に似た施術)に含まれます。
だから当院は、「ヘルニアを戻します」「吸収を早めます」とは言いません。

当院が受け持つのは、保存的治療の3か月を、腰に負担の集まりにくい身体で過ごすことです。

学会の資料は、原因として「悪い姿勢での動作や作業、喫煙が原因となることもあります」と書き、症状として「重いものを持ったりすると痛みが強くなることがあります」と書いています(日本整形外科学会「整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア」)。

保存的治療の3か月に、腰へ負担が集まる場面
前かがみ・持ち上げ洗面・靴下・荷物学会は重いものを持ち上げる動作を原因の例として図示。腰を丸めて持ち上げる癖は、痛みが強くなる場面そのもの
座り続け・運転デスクワーク・長距離運転学会は運転も原因の例に挙げている。同じ姿勢が続くと、椎間板に同じ方向の圧がかかり続ける
腰以外のこわばりお尻・股関節・太もも裏当院の見方です。股関節が動かないと、前かがみのたびに腰が肩代わりする。腰以外を動きやすくして、腰の分担を減らす

1と2の出典: 日本整形外科学会「整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア」。3は学会の記述ではなく、当院の施術の考え方です。

当院が受け持つのは、ヘルニアそのものではなく、保存的治療の3か月の身体の使い方です。

成城学園前の整体院として、
3か月の身体の使い方を支えます

成城学園前駅から徒歩1分の Primary Body Care 成城は、椎間板ヘルニアを診断する場所でも、治療する場所でもありません。
整形外科の診断と治療を受けている方の、身体側を受け持ちます。

はじめの20分は、カウンセリングです。
診断名、MRIを見て言われたこと、飲んでいる薬と注射の有無、痛みが強くなる動作、脚の力の入り具合、排尿に変化がないかをお聞きします。

カウンセリングのあと、前かがみ・座る・立ち上がる動きで腰にどれだけ負担が集まるか、お尻・股関節・太ももの裏のこわばりを確かめます。

施術は、強い刺激を使いません。
腰を強く反らせる、ひねる、痛みの出ている脚を無理に伸ばす、といったことはしません。

お尻・股関節・腰のつながりを、痛みの出ない範囲で整えていきます。

ご自宅でできる、腰を丸めない持ち上げ方と、座り続けるときの区切り方も、あわせてお渡しします。

グループ代表・吉川 一彰(国家資格・理学療法士/臨床20年・8万件)が確立したメソッドを受け継ぎ、院長の池澤 俊介が担当します。

Primary Body Care 成城 院長 池澤 俊介

「ヘルニア」という言葉の重さで、様子見の3か月を手術までの待ち時間のように過ごしている方が多いと感じます。ヘルニアを戻すことは、当院にはできません。ただ、3か月のあいだは、腰に負担の集まらない身体の使い方を身につけていく時間として使えます。診断名とMRIで言われたことを持って、いらしてください。

Primary Body Care 成城 院長・池澤 俊介

「様子を見る」をやめて、
急ぐべきサインがあります

ガイドラインは、手術を急ぐべき場合を次のように書いています。
「しかし,重篤な運動障害や馬尾障害が出現した場合,症状の重症度と時間的要素が重要となり,早期に手術を行うことが望ましいことがある.」(同ガイドライン)。

馬尾障害とは、腰の神経の束(馬尾)が強く圧迫された状態です。
ガイドラインは馬尾症候群の症状を「両下肢の疼痛,感覚障害,運動障害,膀胱直腸障害,会陰部の感覚障害」と挙げています(同ガイドライン)。

いま、どこに行くべきか
急いで整形外科へ両脚の症状・力が入らない・排尿の異常両脚に痛みやしびれ、つま先が上がらない、おしっこが出にくい・漏れる、股のあいだ(会陰部)の感覚が鈍い。学会は早期の手術が望ましいことがあるとしている。整体の前に受診を
まず整形外科へ「ヘルニアかも」で止まっている診断を受けていない。脚のしびれや痛みが1か月以上続いている。原因を確かめる
当院で診断がつき、保存的治療の段階急ぐサインがなく、薬や注射で様子を見ている。3か月の身体の使い方を、身体側から整える

出典: 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021』/日本整形外科学会「整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア」。迷うときは、先に整形外科へ。

急ぐサインがなければ、学会が目安とする3か月を、不安だけで過ごさなくて大丈夫です。
診断名とMRIで言われたことを持って、成城学園前駅から徒歩1分、身体側のことは遠慮なくご相談ください。

参考にした資料
  • 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会 監修『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)』(南江堂、2021年)Mindsガイドラインライブラリ
  • 公益社団法人 日本整形外科学会「整形外科シリーズ2 腰椎椎間板ヘルニア」(2009年12月作成)PDF
FAQ / よくあるご質問

椎間板ヘルニアについて、
よく聞かれること

Qブロック注射や薬を続けながら、整体を受けても大丈夫ですか?

A

続けたまま受けていただけますが、担当のお医者さんに「整体を併用してもいいですか」と一言確かめてからお越しいただくと安心です。注射や薬をやめる・減らす判断は、当院ではしません。初回のカウンセリングでは、お薬手帳か処方の内容と、直近の注射の日付をお聞きします。注射の直後は施術の強さを弱めるなど、医療側の治療を邪魔しない組み立てにするためです。

Q手術を勧められています。それでも整体に来る意味はありますか?

A

手術をするかどうかは、お医者さんと決めていただくものです。「手術を避けるために整体へ」というご希望は、当院ではお引き受けしません。脚に力が入らない、排尿の異常があるといった状態は、学会が早期の手術を望ましいとする場合に当たり、時間を使うほど回復しにくくなるためです。手術のあと、お医者さんの許可が出てから、腰に負担の集まりにくい座り方や持ち上げ方を身につけたい、という段階でしたらご相談ください。

Q痛みが強い時期に、ストレッチや体操をしてもいいですか?

A

日本整形外科学会の資料は、「痛みが強い時期には、安静に心がけ、コルセットをつけたりします」と書き、運動療法は「痛みが軽くなれば」行うことがある、という順番で説明しています。痛みが強い時期にやってはいけないこととして当院がお伝えしているのは、動画を見ながら自己流で前かがみやひねりをくり返すことです。脚のしびれや痛みが強くなる動きは、すぐにやめる目安になります。どの動きなら試してよいかは、担当のお医者さんに確かめるのがいちばん確実です。