首・肩

ストレートネックで首の後ろが痛いのは、もむだけでは戻ってしまいます|世田谷区成城・成城学園前駅の整体院

ストレートネックで首の後ろが痛いのは、もむだけでは戻ってしまいます|世田谷区成城・成城学園前駅の整体院

スマホを見ていると首の後ろが重くなる。もんでもらった直後は軽いのに、翌日にはまた戻っている——。ストレートネック(スマホ首)と言われた首の痛みは、固まった筋肉をゆるめるだけでは同じところに戻ります。首の負担を減らす具体的な数字が、国のガイドラインに書かれています。成城学園前の整体院がまとめました。

こんにちは。世田谷区・成城で整体院を営む、Primary Body Care 成城です。
今回は、ストレートネックと言われた首の後ろの痛みについて解説します。

相談者

デスクワークで、首の後ろがずっと痛いんです。マッサージに行くとその日は軽いんですが、次の日にはもう戻っています。ストレートネックだと言われました。

当院

もんでゆるんだ首も、同じ姿勢に戻れば、また同じように張ります。首をゆるめる順番より先に、変えられることがあります。

相談者

首をもむより先に、ということですか。

首をもんだ直後だけ軽くなるのは、戻る場所が変わっていないからです

首の後ろの筋肉は、一日じゅう頭を支え続けています。
もんでゆるめれば、その場は軽くなります。

けれど、机に向かえば頭はまた前に出ます。
同じ位置に戻れば、筋肉も同じように張り直します。
張っている筋肉が悪いのではなく、頭の位置が戻っていないだけです。

頭は、身体の中でも重い部分です。
背骨の真上に乗っているあいだは、骨と関節が支えてくれます。
前に出るほど、首の後ろの筋肉が引っぱって支え続けることになります。

もんでほしくなるのは、いちばん働いている場所だからです。
痛みが出るのは自然なことで、我慢が足りないわけではありません。

ストレートネックは、頭が前に出た姿勢が続いた結果です

首の骨は、ゆるやかなカーブを描いています。
カーブがあることで、頭の重さが分散されます。

下を向く時間が続くと、首のカーブが減っていきます。
まっすぐに近づいた状態が、ストレートネック(スマホ首)と呼ばれています。

厚生労働省のガイドラインにも、首のこりや痛みは頭の前傾が大きくなるほど増える、と記されています。

首のカーブがあるときと、減ったとき
カーブがある頭が背骨の上に乗る重さが背骨に沿って分散される。首の後ろは支えるだけで足りる
カーブが減る頭が前に出る首の後ろの筋肉が引っぱり続けて支える。肩甲骨まわりまで張ってくる

首の骨のカーブそのものは、整形外科のレントゲンで分かります。しびれや強い痛みがあるときは、先に医療機関で診てもらってください。

国のガイドラインには、首の負担を減らす数字が書かれています

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」には、画面の高さ・距離・作業時間の目安が示されています。
ストレッチのやり方ではなく、机まわりと時間の話です。

厚生労働省のガイドラインが示す目安
画面の高さ上端は眼の高さか、やや下画面の上端が眼よりずっと下にあるほど、下を向く角度が増える
画面との距離おおむね40cm以上近づくほど頭が前に出る。腕を伸ばして届くくらいが目安
続ける時間1時間以内で1区切り区切りの間に10〜15分の作業休止。途中にも1〜2回の小休止
姿勢ときおり立ち上がる椅子に深く座り、足の裏全体を床につける。同じ姿勢を続けない

厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年7月)に基づく。在宅勤務でも、作業者が自分で環境を整えるよう記されています。

ノートパソコンは、画面と手元が一体になっています。
机に直接置くと、画面の上端は眼よりかなり下にきます。
台で持ち上げて、外付けのキーボードを使うと、下を向く角度が減ります。

1時間ごとに区切るのが難しい日もあります。
会議が続くこともあれば、手を止められない作業もあります。

無理な日は、途中で一度立ち上がるだけでもかまいません。
きちんと守ることより、下を向き続ける時間を切ることのほうが大切です。

相談者

環境を整えれば、整体には行かなくていいということですか。

当院

順番の話です。すでに固まっている首は、自分では戻しにくいところがあります。そこは整体の役割です。

整体でできるのは、固まった首を戻すところまでです

手技でゆるめられるのは、今かたくなっている筋肉です。
首の骨のカーブを、手で作り替えることはできません。

整体でできること、できないこと
できること固まった筋肉をゆるめる首の後ろ、胸の前、肩甲骨まわり。自分では届きにくい場所の張りを手技で取る
できないこと骨のカーブを作り替える下を向く時間が変わらなければ、ゆるめた首はまた同じように張り直す

何年も同じ姿勢を続けた首は、自分で伸ばそうとしても伸びにくくなっています。
首だけでなく、胸の前や肩甲骨のまわりまで固まっていることが多いためです。

頭を前に引っぱっている胸まわりや、肩甲骨まわりの張りが取れると、頭の位置が戻りやすくなります。
作業環境まで変われば、戻る場所が変わります。

どちらか片方では、同じところに帰ってきます。

あなたの首は、どのタイプに近いですか

当てはまるほど、頭の位置と過ごし方が積み重なった首の痛みかもしれません。

かんたんセルフチェック
  • 首の後ろが痛い、または首こりが半年以上続いている
  • マッサージでその日は軽くなるが、翌日には戻っている
  • 壁に背中をつけて立つと、後頭部が自然に壁につかない
  • ノートパソコンやスマホを、下を向いて1時間以上続けて見ている
  • 肩こりだけでなく、頭痛や肩甲骨まわりの張りも出る
  • 枕を変えても、朝の首の重さが変わらない

3つ以上当てはまるなら、首をゆるめることと作業環境を整えることを、両方あわせて進めるほうが向いています。医学的な診断ではありません。しびれや強い痛みがあるときは、医療機関を受診してください。

まとめ:首をもむことと、環境を変えることは両輪です

首だけゆるめても、頭の位置が同じなら数日で戻ります。
机まわりだけ変えても、すでに固まった首はすぐには伸びません。
両方そろって、はじめて変化が長持ちします。

世田谷区・成城で、首の後ろの痛みにお悩みの方へ

Primary Body Care 成城は、グループ代表・吉川 一彰(国家資格・理学療法士/臨床20年・8万件)が確立したメソッドを受け継ぐ整体院です。
院長の池澤 俊介が、20分のカウンセリングでお仕事の環境まで確かめ、首の負担の出どころを一緒に探します。
成城学園前駅から徒歩1分。
首こり・肩こりが何年も続いている方も、遠慮なくご相談ください。

成城 院長 池澤 俊介

首の後ろの痛みは、仕事の仕方とほとんど一体になっています。手技で張りをゆるめたあと、明日から何を変えられるかまで一緒に決めましょう。無理に通わせることはしません。

Primary Body Care 成城 院長・池澤 俊介
参考にした資料
  • 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年7月12日付け基発0712第3号/同ガイドライン解説パンフレット)
FAQ / よくあるご質問

気になることに、お答えします

Qストレートネックかどうか、自分で分かりますか?

A

壁に背中とお尻をつけて立ってみてください。かかと・お尻・背中を壁につけたとき、後頭部が自然に壁につかない、または顎を上げないとつかない場合、頭が前に出た姿勢が習慣になっているかもしれません。ただし、これは目安であって診断ではありません。首の骨のカーブそのものは、整形外科でレントゲンを撮らないと分かりません。しびれや強い痛みがあるときは、先に医療機関で診てもらってください。

Qストレートネックは、何回くらい通えば変わりますか?

A

何回で変わるかは、かたくなっている期間と、日中の姿勢がどれだけ変えられるかで違います。数回で首の後ろが軽くなる方もいれば、仕事の環境を変えられないまま通い続けて、そのつど戻る方もいらっしゃいます。当院では初回に、施術で対応できるところと、ご自身で変えていただくところを分けてお伝えします。通う回数を先に決めることはしません。

Q枕を変えれば、首の痛みは軽くなりますか?

A

合わない枕は首の負担になりますが、枕だけで解決することは多くありません。一日のうち首に負担がかかっているのは、眠っている時間より、下を向いて過ごしている時間のほうが長いためです。厚生労働省のガイドラインでも、画面の高さ・眼からの距離・連続作業時間について目安が示されています。枕を選び直すより先に、日中の環境を整えるほうが、首の負担を減らせることがあります。